音の吸収について

先週のブログで柔らかいものは振動を吸収するというお話をしました。
では、どうして吸収するのでしょうか。
今日は音の吸収についてお話しします。
音の反射波を吸収し跳ね返しを防ぐことを「吸音」といいます。
この吸音する度合いの事を吸音率といいます。
音は個体>液体>気体の順に伝わりやすい性質があります。
個体は液体や気体よりも原子の粒が密着していますので、原子同士の衝突が起きやすく振動が早く遠くの原子まで伝わります。
反対に気体は、原子が離れているので、衝突が起きにくく遠くの原子まで振動が伝わり難いのです。
ボールを固いコンクリートの壁にぶつけると、跳ね返り、手元近くまで戻ってきてくれますが、干してある布団にぶつけると、そのまま布団の下に落ちて、手元には戻ってきてくれないと思います。
音も同じで、固いものにぶつかるとよく跳ね返り、柔らかいものにぶつかるとあまり跳ね返りません。

ボールを向かい合った壁の中に投げ入れると、最初は両方の壁にぶつかり反復しますが、徐々に勢いがなくなり、最後には止まってしまいます。
音も同じで、たくさんの物にぶつかっていると拡散され、勢いがなくなり減衰します。
布団などの柔らかいものは音を跳ね返しにくいのに加えて、空気を多く含める構造になっており、中に音が入っていくとぶつかる壁がたくさんあります。
沢山の壁にぶつかることで勢いがなくなり、減衰しますので、吸音率が高くなります。

その性質を生かして作られたのが吸音材です。
ウレタン等の柔らかい素材でできていて中に空気を多く含める構造になっているものが多く、上記で紹介した現象か起きやすくなっています。

弊社では、この吸収材を取り付ける工事を行っておりますので、ご興味がございましたら是非お問い合わせください。




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